手を貸してくれる友人が居て、助かりました。
田圃の準備
播種（5月5日）
取水パイプの増設（5月8日）
芽が出始めました（5月23日）
中耕除草を開始（6月23日）
新兵器「立切鎌」で除草作業（7月13日）
出穂（8月14日）
台風11号と自然落水（9月6日）
台風14号
水が引いて立ち直りました。
田圃への道の補修と稲刈り開始
稲刈り
脱穀
袋詰め
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今年は、餅つき機を試してみました。
以前、もう使わなくなった地区の方から頂いたものです。
条件を割り出す為に試してみました。
時間で、8分こねると籾殻が剥げてしまいます。7分が丁度良いと分かりました。
籾を2.8kgづつ2回処理して、唐箕撰を行いました。
最終的に5.3kgの種籾が用意できました。
自家採取した種籾です。
 浸種の仕掛け |
 種籾 |
 浸種中 |
種籾を5kg用意し、樽に熱帯魚用の温度コントローラーと循環ポンプを設置し、積算温度が50℃になるまで浸種処理を行いました。
 水を切って乾燥させた種籾 |
 鉄粉と焼石膏を分量用意します |
 鉄粉と焼石膏を均一に混ぜます |
 仕上がった鉄粉 |
 籾を入れ |
 撹拌します |
 撹拌しながら鉄粉を入れてゆきます |
 霧を噴霧して籾に鉄粉を付着させます |
 均一に籾に鉄粉が紛衣できました |
 こんな感じです |
 苗箱に入れ |
 酸化させます |
10日の朝から浸種した種籾を茣蓙に広げて軽く乾かし、午後から鉄コーティングを行いました。
まず、鉄粉と焼石膏を羽を外したコンクリートミキサーで良く撹拌し混ぜます。
これを取り出して、次に種籾を入れます。
撹拌しながら、少しづつ混合鉄粉を入れ、噴霧器で霧を噴霧して種籾に今後う鉄粉をまぶしてゆきます。
根気よく何回にも分けて、状態を見ながら作業します。
昨年は、少し水分が多すぎて、最後に籾の表面をしっかり覆う、化粧石膏と呼ぶ焼石膏を入れた後の水分が多すぎて種籾同士がくっついてしまって苦労しました。今年はここを慎重に行いました。
とても良い状態のコーティングが出来ました。
苗箱に入れて、朝夕霧を噴霧して天地返しをし、まんべんなく酸化させます。
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「みのりS」を250kg入れました。
私が運搬車を操作し、準子さんが柄杓で撒く作業をしました。
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私が、股関節を痛めて、畔の改良作業が出来なくなっていました。
話を聞いた友人が、作業をしてくれると言ってくれました。
早速お願いしました。
畔の形を修正しながら、畔の際の掘って溝を作り、畔板と呼ばれる丈夫な波板を入れる作業です。鍬とスコップで行う作業で、腰への負担がとても大きいのです。
しかし、流石に若いだけあって、見る間に掘り上げてくれました。
畔板を埋め込みました。
これで、除草作業、水漏れ対策が圧倒的に楽になります。
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連休で遊びに来た姪を、これ幸いとこき使いました。
20袋を入れました。
私が運搬車を操作し、撒く作業を姪がしてくれました。
 牡蠣殻を撒いてくれています |
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 ドライブハローで均平耕耘 |
 何とか播けるようにしました |
牡蠣殻を粉砕した肥料「牡蠣次郎」を3袋入れました。
これも撒く作業は姪がしてくれました。
耕耘・均平作業
姪が居てくれる間に播種まで済まそうと、この日1日でトラクターでの肥料の鋤き込み、ドライブハローでの均平作業まで済ませました。
私が体調を崩していた為に、雑草の鋤き込みが出来ておらず、特にセリが土の表面に顔を出してしまっていました。
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この重労働も姪がやってくれました。
感謝・感謝です！
播種は、例年通りロープを張ってそれに沿って「種まきごんべえ」で播きました。
ロープを張り替えるのに、例年は準子さんが端から端まで何往復もしなければならなかったのですが、今年は姪のお陰で、歩かずにすみ、楽勝でした。
1日で全部終えました！
 水が溜まらない |
 一本目の補修 |
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 二本目の増設 |
 十分な水が！ |
更にもう一本40φのパイプを引く事にしました。資材をかき集め、何とかもう一本引く事が出来ました。
その後、何度か改修を重ねましたが、十分に水が来るようになりました。
強い雨が降ると、土砂を除いたり、流されてしまった土嚢を積み直したりしています。
 5月23日 |
 5月27日 |
 6月5日 |
27日には、筋状に芽が出ているのを確認しました。
6月5日には、はっきりと芽が筋状に出ているのが見えるようになりました。
 6月29日 |
 7月4日 |
 7月9日 |
何時もの通り、中耕除草器（昔の田車のアルミ製版）での作業です。
6月29日からは、準子さんが株間の草取りを始めました。
7月9日で中耕除草を終えました。
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別件でコメリ（この辺りには多いDIYのチェーン店）に寄った時にふと鍬などの道具を売っているコーナーを見ると、「立切鎌」と銘打った道具がありました。
左の写真の道具です。
これは良さそうだと買って来て、二回目、三回目の中耕除草を行う代わりに草を刈り取る事にしました。
確かに、これだと楽だし、株際まで処理ができます。その代わり、気を付けないと稲を切ってしまいます。
7月26日には作業を終える事ができました。
準子さんは、8月8日まで草取りをしました。
 8月9日 |
 8月14日 |
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今迄、夕方水を入れ、朝止める間断給水を続けてきたのですが、今日から水を入れるのを止める事にしました。水捌けが以前より良くなっているので、自然落水で田を乾かします。
稲の倒伏を防ぐのが目的です。穂はもう完全に出揃って垂れ始めているので、もうそう多くの水は要りません。
 17日の稲 |
 19日朝の稲 |
 裏から |
 一部は完全倒伏 |
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17日朝の時点の稲は左の写真状態で、もう少しで稲刈りが出来る状態でした。
17日午後から雲行きが怪しくなり、18日昼頃から風雨が強くなりました。
19日の朝、点検に行きました。
案の定、稲は倒れてしまっていました。
水が満水状態に溜まっていました。
このまま穂が長く水に浸かってると、芽が出てしまったり、米の品質を落としてしまったりします。一刻も早く排水しなければいけません。
事前に排水口を掘り出して、開けておいたのですが、排水の勢いが弱く、十分に排水出来ていません。
水路に土砂が溜まって浅くしているのが原因のようでした。
素手で、水路の土砂を取り除き、排水を良くしました。
朝食前の重労働でへとへとになりました。
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28日にはかなり色付いてきました。
トンボもそろそろ稲刈りだよと言っているようでした。
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いよいよ稲刈りです。
午後2時から始めました。
まず、倒れた稲が上手く刈れるのかどうかの試し刈りです。
マニュアルには倒れた稲を刈るには、追い刈か、横刈が良いと書いてあるのですが、田圃の状況ではそうは行きません。一方向の向い刈りで刈りました。
これが結構上手く行きました。結束漏れも殆ど有りませんでした。
今日は、兎に角、稲架を一本立てられる部分だけ刈り取りました。
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時間は掛かりますが、一方向の向い刈りで刈りました。
3日でほぼ刈り取りました。
4日は、残りの部分を刈り取りましたが、最後の部分はぬかるんでいて、バインダーを入れるのが難しく、手刈りしました。
稲架が6本立ちました。
昨年よりは良い収穫でした。
まだイナゴがいました。。
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ハーベスタで脱穀をしました。
籾袋で8袋と少しになりました。
稲藁は田圃に広げて、脱穀が終わって直ぐにフレールモアで粉砕しました。
こうしておけば、鋤き込むのが楽です。
湿ってしまうとフレールモアで粉砕し難くなるので、脱穀で疲れていたのですが、頑張って粉砕作業をしました。
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この時点で水分量は15.8%と、かなり乾いていました。
最終的に、収穫量は籾で215.3kg、玄米換算で172.2kg、約2.9俵でした。
かなり少なかったのですが、昨年よりかは多かったです。日照不足や台風などの影響を考えればまあ良かったのかなと思っています。
自分たちが食べる分には十分過ぎる量です。これで、来年も自給生活が出来ます！＼(^o^)／
