乾田直播 鉄コーティング表面播種 方式
2019年11月13日改定
周りからは、コシヒカリは作りにくいぞ、倒伏しやすいぞと言われています。
何でも試してみなければ分からない。
経過をお楽しみに
田圃の準備
種籾の準備
播種
発芽・生育状態
中耕除草
穂が出始めました
水を落としました
台風17号の風で倒伏してしまいました
稲刈り
脱穀
袋詰め・収量確定
稲架の片付け、秋起こし
 畔の補修 |
 耕耘 |
 代掻き |
 一回目表面耕耘 |
 二回目表面耕耘 |
 仕上がり状態 |
4月23日に堆肥「みのりＳ」10袋を田圃に入れました。
4月25日には竹堆肥20袋を投入。
4月27日に耕耘し、その後すぐに水を入れました。
4月２８日には代掻きをしました。水位は丁度良い具合でした。
4月30日には水を落とし、乾くのを待ちました。
5月5日、まだ完全に乾ききってはいなったのですが、耕耘した方が乾きやすいので表面耕耘をドライブハローを使って行いました。
狙い通りで、5月8日には表面が乾いてきたので二回目の表面耕耘をしました。
これはとても上手くゆきました。今迄で一番良い状態に表面を均平にする事ができました。
 ボーメ値18.5で 塩水撰 |
 湧き水で 浸種 |
 鉄コーティング 作業 |
 酸化させています |
午後から湧き水で浸種を開始。4月20日午後9時前に引き上げて水切りをしました。
種籾の品質が悪く、籾殻が剥げて糊状態になってしまっているものがありました。今迄で初めての現象です。
4月26日に鉄コーティングをしました。クボタさんにお願いして機械でコーティングして貰いました。
コーティングした籾は苗箱に薄く入れて、朝夕霧を散布して撹拌し、一様に酸化させました。
 車輪のスポンジを交換 |
 種まきごんべえで 種蒔き |
5月11日に、今年も「種まきごんべえで」播きました。
土の状態が細かく砕土され、乾燥状態も良かったので、昨年に比べてかなり楽でした。
綺麗に播けました。
 播種直後に水を入れた状態 |
 発芽し始めました。 5月20日 |
 葉が出できました。 5月27日 |
 6月3日の状態 播種後23日 |
 昨年の播種後 20日の状態 |
品種のせいなのか、気候のせいなのか、種籾の品質の問題なのかファクターは幾つもあるので分かりませんが、雑草の方が優勢になってきてしまっています。
この状態でなす術はありません。ひたすら祈るだけです！
 6月19日 第1回目開始 |
 7月6日 第2回目です |
 準子さんは手で株間の草取りです |
 トンボも羽化を始めました |
 第3回目 御覧の通りの草！ |
 第3回目完了です。 少しは綺麗に！ |
例年は、オモダカ、コナギがおおいのです。
イボクサは這いまわるように伸びて、稲の周りに根を張ってしまうので、中耕除草では取り切れません。準子さんが株間を丁寧に草取りしました。でも追いつきません。
中耕除草は3回行いました。
まだ稲が小さいうちから始めました。
兎に角草を抑えないと！
７月１８日から２２日まで掛かった３回目の中耕除草が終わる頃には稲もだいぶ育ってきました。草もご覧の通り育っていますが・・・
まあ、後は何とかなるでしょう！
 ８月１日 毎日頑張りました |
 台風１０号の前 ８月１４日 |
この時期は幼穂形成期に掛かって来るので、草取りもこれで終わりにしました。
順調に育っています。
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稲も少し傾く程度で無事でした。
１６日の朝田廻りをしていると穂を見つけました。
まだ弱々しい穂が台風にもめげず顔をだしていました。
１５日はとても良い事があったし、神様に感謝です。
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その後もなかなか地が乾きませんでした。
8月は極端に日照時間が少なく、生育が心配です。
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このままにしておくと、地に着いた部分から穂から芽が出てしまったり、籾が腐ったりしてしまいます。
天気が回復して地が固まってきたら起こす作業をしなければなりません。
気が重いです。
 倒伏してしまっています |
 天気は上々 青空の下で |
 倒伏して稲も問題なく刈れています |
 根元にびっしりイボクサが |
 バインダーの送り機構に詰まって |
 結束漏れを起こしてしまいます |
 手刈りして縛っています |
 何とかなりますかー 心配 |
 良かったね！ 終わったね！ |
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前日の8日に、バインダーを転回させる場所の稲を刈っておきました。
9日は主に倒伏した入り口から右半分を借りました。これは順調でした。
ところが・・・翌10日に、倒伏していなかった左側を刈り始めたら、イボクサが根元に茂っていて、これがバインダーに詰まってしまって上手く刈れないのです。取り除きながら刈り取りをしましたが、結束漏れが頻発、最後は手刈りしました。
倒伏しなかったのは、イボクサに栄養を取られて実が入らず、穂が軽かったからでした・・・・（泣き）
それでも、稲架6本半に稲わらが掛かりました。
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順調に脱穀して籾袋9袋弱の収穫がありました。
リバティーは日影で寝て待っていました。
今年のトピックスは稲藁の始末です。
フレールモアで粉砕してみました。
最初、山になっている状態で粉砕したら、上手くゆきませんでしたが、薄く広げて粉砕したら上手くゆきました。
これでひと手間省けますし、稲藁を田圃に戻すことができます。
一つの進歩です。
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籾の状態で保管するのですが、全部で11袋、225.5kgの収穫がありました。
玄米に換算すると180.4kgで、約3俵です。
例年は4俵位ですので、25%の減収です。
8月の日照不足と、異常なまでの雑草のはびこり方が原因だと思っています。
でも、二人には十分な収量です。
始めて栽培した「コシヒカリ」です。
11月8日に籾摺りし、白米に精米して食べてみました。香りが良く、しっかりとした食感があり、とても美味しかったです。
これで今年の稲作りも終わりです！
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今日も晴天に恵まれて、暖かな日差しの中で稲架の片付けをしました。
リバティーもお手伝い！
フレールモアで切った稲藁は綺麗には鋤き込めませんでしたが、何とかなるでしょう！
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