2007年10月25日更新
脱穀・調整完了！
昨年に続き増収を実現できました！
その心は、「食味の改善」です。
牛糞堆肥だと窒素分が多いので、食味が落ちる傾向にあると専門家から指摘を受けました。
それでは、レンゲによる窒素の土中固定と、米糠でやってみようという事になりました。
レンゲは緑肥として鋤きこみますし、同時に土壌細菌製剤の「アスカマン」を入れ、土壌改良も行ないます。
鋤きこみまでのレンゲの様子
4月5日：苗床作り
4月6日：種播き
4月7日：苗箱据付
5月1日：第二回耕耘・水調整
5月2日：第三回耕耘・畦の草刈
5月3日：第四回耕耘・均し・畦の草刈
5月18日：代掻き・耕耘機オイル漏れ
5月27日：苗運び
5月28日：田植の準備
5月29日：田植第一日（午前中のみ）
5月30日：田植第二日
5月31日：田植第三日
6月15日：クローラ式トラクタを購入
6月16日：成長の様子
6月24・26・27日：中耕除草
7月3日：草取り
7月26日：出穂
8月5日：穂の変色
8月16日：穂が垂れてきました
8月29日：レンゲの種まき
8月30日：畦の草刈
9月2日：鳥による食害とイモチ病
9月24日：稲刈り開始
9月25日：稲刈り二日目
9月26日：稲刈り三日目
9月27日：稲刈り完了
10月13日：脱穀・調整
3月21日
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4月3日昨年の稲刈り前に播いたレンゲが芽を出しました。種を播く時期が適切だったせいでしょうか、今年は一面に芽を出しました。
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花が咲き始めました。
4月19日
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一面レンゲのお花畑になってきました。
4月28日〜30日レンゲ刈り払い
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刈り払ってしまうのが勿体無いほど綺麗にレンゲが咲いていまし。 ミツバチや、クマンバチ達も元気に飛び回っていました。
4月30日 米糠とアスカマンを投入し鋤き込み
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まず、米糠の投入です。我が家の籾殻入り米糠3袋と明典さんから頂いてきた9袋の合計12袋を投入しました。
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次に土壌細菌製材「アスカマン21」を入れます。田圃の面積は1反なので、二袋入れました。均一に散布する為に散布機を使いましたが、今年は自前で購入したものです。
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耕耘機に油を注して、さあ、耕耘開始です。順調にレンゲの鋤きこみが終わりました。
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その線にそって土を上げ、苗床の原型を作って行きます。
綺麗に溝を作り、土を両脇に均等に上げてゆく作業は結構コツがいりますし、体力的にもきついものがあります。
苗床にする部分に土を上げ終わった状態です。
その土を一様に均してやっと苗床が出来上がりです。
苗床には、苗箱を剥がす時に根が上手く切れるように根きりシートを張ります。
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発芽させた種籾です。
この種籾を左の写真のポットに平均３粒づつ入るように播いてゆきます。
ポットに土を入れ、種を播いて土を被せるのは左の機械で行ないます。土がどんどんなくなるので、それを補充する作業が大変です。
出来上がった苗箱は積み上げられて苗床に据えるのを待ちます。
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苗箱を苗代に運んで据え付けます。
苗箱のを並べた上に保温するシートを掛けます。不織布のシートと、その上に穴が沢山開いたビニールシートを掛けて行きます。
シートは風で飛ばされないように、土を端に上げてしっかり固定します。
これで苗代の完成です。緑の穂が出てくるのを待ちます。
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この日は横に耕耘してから、次に此れとは直角に縦に耕耘しましたが、レンゲを完全に鋤きこむには至りませんでした。
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水の量が少なかったので、取水パイプを増設して水を入れながら耕耘しました。
縦横、縦横と丹念に耕耘します。
昨日よりだいぶ鋤きこめました。
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雑草は元気で、刈っても少しすれば茂ってしまいます。
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水も十分に溜まったので、綺麗に耕耘できました。
土の凹凸がなくなり、表面は鏡のようになります。とても綺麗な情景で、やったなという達成感もあります。
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また、全体的に高低があるので、土を動かして、出来るだけ均一な高さに均します。これは田植のやりやすさ、そして水管理にとってとても大切な事だと分かってきました。作業自体はとても体力の要るのですが、稲がつかる水の深さは分げつに大きな影響を与えるのでしっかりやっておかなければなりません。
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ゲンゴロウは小さいものから大きなものまで沢山泳いでいます。
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田の表面を均一にする作業です。
前述のように、田の土の高さを均一にすることは重要で、耕耘機に角材を結びつけて引っ張り、高いところの土を低い所に移します。
それでも不十分な所はレーキで均します。
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デコンプを開いてもやたらクランクが重く、必死に回している時にエンジンが掛かり、その弾みでクランク・ハンドルが私の顔を直撃、口の中が切れて血が流れ、慌てて病院に行くはめになりました。
これが一連の耕耘機の問題の発端でした。
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作業前にオイル量が少なかったので入れたオイルの量が多すぎて漏れたのかと思って調べると、変速ギヤのオイルは入れすぎだったが、これが漏れた形跡は無い。ロータリーを調べるとまたオイルの量が減っている。さらに点検すると、ロータリーの軸受けの左側からオイルが漏れている。滴り落ちるほどの量である。
早速修理に出したが、原因はギヤケースにクラックが入って底からオイルが漏れている事が分かった。古い機種なので部品は無く、ケースを溶接して直してもらった。
修理から戻ってきたのが5月23日。試運転をしたら今度は冷却液が漏れ出した。これはラジエター・ベースにクラックが入って漏れている。これも部品が無く修理できない。
6月9日にラジエター液漏洩防止剤を買って来て始動したが、エンジンが掛からず、またクランク・ハンドルで顔を打ってしまった。
今度は幸い顎で切り傷は無かったが腫れあがってしまった。
エンジンはクランキングすると、カラカラ回ったり、やたら重かったりでどうやらバルブ系統がおかしくなったらしい。
ついにエンジンは全く掛からなくなってしまった。
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今年は苗の生育に多少ばらつきがありましたが、私の分の苗は比較的揃った太い苗に育っていました。
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これには少しコツがあって、体全体で剥がないと腕と腰が痛くなるのです。苗は、苗床に根を下ろしているからで、根は苗箱から10ｃ以上も伸びています。
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植える時に便利なように、畦にそって点々と苗箱を置きました。
明典さんの息子さんが苗箱運びを手伝って下さいました。
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楽しく田植をするには仕掛けも大切。
下の畑にパラソルとタープを張りました。
お昼や、一休みするのにはこうでなければ・・・！！！
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苗を植える位置は、綱を張って、その綱に取り付けられているビーズの所に植えます。
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昨年までは30cmだったのですが、今年は38cmにしました。
稲の分げつが進んで株がおおきくなってくると、幅21cmの中耕除草機の爪が稲の根に絡んで稲を引き倒してしまうからです。
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午後からは明典さんの田植のお手伝いをしました。
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今日一日で、28列、昨日と合わせて39列植えた。苗箱換算で21箱である。苗箱は全部で40箱用意してある。これは余裕を持っている数なので、半分は植えたことになる。
準子さんは田植に慣れたのか、昨年とは比べ物にならない位植える速度が速くなった。
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爽やかな風と緑に囲まれて最高でした。
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朝は田圃の水が冷たかったのだが、太陽が照り始めたら水温がどんどん上がってくるのが分かった。
レンゲを鋤きこんだせいか、田圃の表面がトロトロで軟らかい。昨年とは全く異なった感触である。ただし、気を付けないと苗が泳いでしまう。
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草の香りが眠気をさそいます。
心が安らぐ何か懐かしい香りですね。
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見てください！綺麗に植わっているでしょう！
こうなっていると安心なのよね！
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耕耘機が壊れたので、代替をどうするかを検討してきました。
耕耘機の新しいものを買うか、トラクタにするか。耕耘機とトラクタでは価格が倍ほど違います。しかし、機能性能が全く異なり、トラクタの方が断然上です。例えは、ロータリーを水平に保つ機能とか、耕耘深さを一定に保つ機能をトラクタは持っています。さらに、急な坂を上り下りする時の安全性が違います。今まででも耕耘機を出し入れする時には本当に神経を使いました。
これからの体力の低下を考えればトラクタに分があります。
しかし、耕耘機にも利点があります。軽いので耕盤ができにくいのです。
これらの点を考慮して、クローラ式のトラクタを買う事にしました。クローラ式は接地面積が大きいので、面圧が低く、耕盤が出来にくいからです。小型でクローラ式のものはクボタからしか出ていません。ヤンマーの同じ価格帯のEF116とクボタのJB16-PCが比較検討の土俵に上がりました。
機能と、営業の熱心さではヤンマーに軍配が上がったのですが、やはり、耕盤が出来にくいクローラに拘り、クボタのパワクロ・ブルスターに決めました。馬力は16.5馬力で、価格は166万キャノピーをサービスしてくれました。因みに、ヤンマーは160万円の提示で、やはりキャノピーをサービスしてくれると言っていました。
両社とももっと馬力の小さい廉価仕様も出しているのですが、機能・性能を考えると最低でもこのクラスが必要だと判断しました。
しかし、思わぬ出費で頭を抱えています。
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何と、準子さんが楽々畑一枚耕耘してしまいました！
耕耘機は使えなかった準子さんです。
やはり、無理してもトラクタにして良かったと思っています。
思ったより、小回りが利き、取り回しが楽です。倍速ターンとか、手元でロータリーを上げ下げできる電子ポンパ等使い勝手は良好です。
ただし、準子さんはコラム・シフトが力が要るといって少し不満そうでした。要領を覚えればそう力は要らないのですが・・・
これで、大豆も蕎麦も楽勝でしょう！小麦はどうかな？
来年の稲作りがもう楽しみになってきました。
これは後から調べて分かったのですが、トラクタには実に色々な作業機が用意されています。代掻きハローはあったら良いななどと考えていますが・・・お金が掛かりますね・・・そう、出来てしまっている耕盤を崩すにはプラソイラが有効のようだし・・・・ブツブツ
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暫くしてその原因が分かりました。何と、鷺が餌を漁るついでに稲を踏み倒してしまうのです。これには打つ手が無くお手上げ状態です。
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今年は中耕除草機が使いやすいように条間を広くしたので、稲を引っ掛けることはありませんが、やはり、除草機の先端が土にめぐりこみ作業が捗りません。
そこで、先端を持ち上げるように紐をつけ、その紐を操って除草機を動かしてみました。すると、除草機の深さをコントロールでき、大変具合が良いのです。
紐1本で大幅「改善」です。
これが企業だったら改善提案賞がもらえますね・・・ハハハ
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これでまた効率がよくなりました。
昨年とは比べ物にならない位楽に早く中耕除草ができました。
それでも、腰や背中が痛くて夜中にうなっていましたが！
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1週間前に中耕除草をしたばかりなのですが・・・！
中耕除草機で引き抜いた草が死なずにまた根を張っているようでもあります。
また、株の間は中耕除草できないので、そこを中心に勢力を伸ばしているようです。
仕方なく、手で抜いては田圃の中に押し込む作業をしました。これは本当に体力が要ります。足が痛くなります。
除草ロボットを誰か開発してくれたら20万円でも買いますよ！
一番上の写真が除草前、その下が除草後で、一番下は腰をかがめて苦闘しているところです。
梅雨前線の活動で作業を中断していますが、この作業はまだまだ続けなければなりません。
草取りをしながら稲を観察していると、今年の稲は、茎が太く、分けつも良いようです。レンゲのせいか、条間を広く取ったせいかは分かりませんが。
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台風14号が近づく12日まで暇さえあれば草取りをしているのですが、あと少しで台風のために中断させられています。 そうこうしていると、また最初の所はコナギが元気に・・・
本当に「草との戦い」です。
でも、悪い事ばかりではありません。稲の様子や、田圃の様子が良く分かるのです。今年の稲は茎が太いし、分けつも良いようです。田圃の中には知らない生き物たちが沢山いるのも分かってきました。
台風の影響が無いように今は祈っています（7月14日）
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今年は、私の田圃の方が、師匠の田圃より早く穂が出ました。
水管理は、夜水を入れて、朝止める間断給水を続けています。
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いもち病かと心配したのですが、いもち病は茎が茶色くなって枯れてくるようなので、いもち病ではなさそうです。
他の人の田をよく観察してみると、同じように茶色くなっている穂があります。おそらく虫による被害ではないかと思っていますが、深刻な状況ではなさそうです。
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それにつれて鳥による被害も目立ち始めました。
畦際の穂は、鳥に食べられて白くなってしまっています。
しかし、これは例年の事ですから仕方ありません。
生育の一様さも、他の田圃に比べて良好のようです。
台風4号、5号の影響も無く、順調に推移しています。
今年は、条間を広げたのが良かったのか、レンゲとアスカマンの組み合わせによる「菌耕栽培」が利いているのか、葉の色や、勢いも良好で、イナゴによる食害も昨年と比べて格段に少なくなっています。
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今年は、レンゲとアスカマンの効果か、葉の色も良いので、来年もレンゲは続ける事にしました。
JAから4kgの種を購入しました。
販売元は何と雪印でした。産地は中国です。昨年もレンゲの種の原産国は中国でした。もう、日本で採種しているような所はないのでしょうか？
一番上の写真のように、「散粒器」で田圃一面に均一に種が散るようにするのですが、種が小さくて何処まで飛んでいるのか良く分かりませんでした。
真ん中の写真のように、だいぶ色付いて、穂も垂れてきました。
もう水を入れる事はないので、畦波を片付けました。
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7月17にも畦の草刈をしたのですが、草はどんどん生えて背丈を高くしてきます。
一番上は刈る前、その下は刈った後です。
水捌けを良くする為に、水口に向けて溝を掘りました。
一番下の写真です。
ここは、法面の際から水が染み出して来ていて、なかなか乾かず、毎年苦労する所です。
こうして溝を切っておくと排水が促進されて稲刈りの時にはまり込む確率が下がります。
今年は、この上の田圃を借りて、畑にする為に排水改良の溝を二重に掘ったのが効いているのか、法面から染み出る水が少なくなりました。
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畦際が特に酷く、穂が茎だけになってしまいます。
一番上の写真がその状態なのですが、写真ではあまりよく分かりませんね！
イモチ病も少し出ています。
下の二枚がその様子です
枝梗イモチと穂首イモチが主のようです。
しかし、ごく一部ですので、心配は無いようです。
窒素分が多すぎるとイモチが出やすいようですが、今年は牛糞堆肥は入れなかったし、レンゲと米糠、籾殻なのであまり窒素分が多いとは考えにくいのですが・・・
無農薬を貫くので、稲の力を信じるしかありません！
昨年は気が付かなかったのかもしれません。
まあ、最後にならないと勝負は付きませんよね。
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バインダーの調子も良くなく、時々結束しなかったり、刈り取らなかったりで苦労しました。
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10本の稲架を組み立て、残りの分を刈って掛ける事も考慮してそれぞれ隙間を空けて掛けた。
バインダーの調子が悪いのであれこれ修理してみたがどうしても結束が上手く行かない。
全農ブランドだがクボタのOEM機なので、クボタに電話して修理してくれないかと頼んだが、明日の三時以降になるという。それでは丸一日棒に振ってしまう。
先日中古機を4万円で売るという人がいたので、まだ其の話が有効なのかも聞いてみる事にした。
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機械は玖珠のヤンマーに置いてあるいうので、直ぐに見に行った。かなり痛んだ機械で、見かけは私が今使っている機械より状態が悪い。
しかし、偶然機種が同一なのである。
まず、結束機が機能するかどうかを調べたらこれは動作する。稲刈りは待てないし、他に良い手も無いので兎に角この中古機を持って帰ることにした。
帰ってきたら朝頼んだJA車両センターの方が来て修理をしてくれていた。
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それでも結束が不確実で、騙し騙し刈った。かなりの部分が結束できなかったが、それは準子さんが結んで回った。
夕方には刈り終わったが、結束漏れが大量にあり、それは明日に回す事にした。
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途中で稲架を3本追加。合計13本の稲架に稲束を掛けた。
バインダーの調子が悪かったので散らばった稲が多く、準子さんと「落穂ひろい」をした。
これが結構な量あり、3束以上になった。
それでもこれで稲刈り完了！
稲架の数は去年と同等でした。
リバティーもお手伝いが済んで満足げです！
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昼前には完了！
コンバイン袋で14袋になりました。
この籾を均一に湿度調整するために、籾の乾燥機に入れ、熱を掛けない自然風乾燥で16%に調整しました。
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米袋で18袋の収穫です。
重さを計ってみると、籾で467kg、玄米換算で373.6kg、6.2俵強になりました。
昨年に比べて24％もの増収になりました。
台風の影響も無かったこと、条間を従来の30cmから38cmに広げて1本1本の稲への日照を良くした事、レンゲと米糠藁、籾殻がアスカマン21の効果で有効に働いた事が要因だと考えています。
今年は、全てが上手く行き、増収となりました。これでやっと農家並みの反収を実現できました。
来年は、米糠を少し減らして、籾殻を多く入れてみようと思っています。
窒素分を少し抑えると同時に、生育後期に効いて来る籾殻を多くいれ、追肥効果を持たせようという考えです。
皆様の応援有難うございました。
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